Work現在の仕事内容
MI活用で道に迷っている人に寄り添い、ゴールまで並走したい。
私は化学系素材メーカーでの生産技術開発からキャリアをスタートさせ、その後、製造業向けコンサルティングファームを経て、人材派遣企業でDXやAIの人材育成などを経験してきました。その経歴の中で興味を持ったMIに、本格的に取り組みたいと考えたのが転職の理由です。振り返れば、1社目のメーカーで仕事をしていた時から「素材産業の研究者の力になれる仕事をしたい」という気持ちがあったのだと思います。
MI-6の選考面接で、今でも覚えているのが「MIが普及した未来を一緒に見に行こう」という熱いメッセージをもらったこと。その言葉から、MIを通して社会を良くしたいという志が伝わってきて、「私もここで働きたい」と思いました。
MI-6社内にいろんな職種がある中で、面接を担当してくれたメンバーから「この仕事がいいのでは」と勧められたのがカスタマーサクセスマネージャーの仕事。データ解析の技術者とお客様のあいだをつなぎ、課題を抱えている方や道に迷っている方が、めざすゴールまでたどり着けるよう並走する。そんな仕事は私の過去の経験が生かせる分野でもあり、魅力を感じました。
Experience印象的な取り組み
ベテラン研究者ですら「目から鱗」という体験が起きる、MIの魅力。
今はHands-on MI®という受託分析サービスで、プロジェクトの進行を見守り支援する役割を担っています。お客様のご要望や課題に合わせて、データサイエンティストと連携してロードマップを作成し、お客様とやりとりを行いながら、進行に遅れなく、目標に対して成果を最大限引き出すためのマネジメントを行うという内容です。
プロジェクト進行中は、データサイエンティストが定期的にお客様に解析結果をご報告するのですが、場合によっては、お客様からデータサイエンティストに対して、ダイレクトにもの申しづらいこともあると思います。そんな時、客観的な立場で「興味を持たれた結果はありましたか?」と伺って、お客様の生の声を引き出すのも私たちの役割。入社したばかりの頃の私は、ただ熱量だけで突き動かされていたようなものですが、たくさんのお客様の声を聞かせていただく中で、以前より解像度高くカスタマーサクセスについて考えられるようになったと思います。
やりがいを感じるのは、新しい材料の候補が見つかったとか、ある特定の現象が起きる要因が推察できた時などに、「今まで気づかなかった!」とか「こんなにうまく行くなんて思わなかった!」というリアクションをいただけた時。長年研究されている方ですら「目から鱗」というような経験がMIによって起きるということ。それを目の当たりにできるのは、この仕事ならではだと思います。
VisionMI-6の魅力と展望
もっと多くの人に、MIを身近に感じてもらえるように。
MI-6の魅力は、純粋に熱い志を持ったメンバーと仕事ができる点です。 ふだんは基本的にリモートワークですが、月に1回は社内の誰かとオフサイトで顔を合わせている感じでしょうか。Hands-on MI®サービスのメンバーとは四半期に1回、リアルで集まる機会があり、その日は丸一日みんなでディスカッション。過去3ヶ月のレビューはもちろん、次の3ヶ月の目標設定や施策のこと、さらには「いつかこんな案件を獲れるようになりたいね」というような少し先の未来の話まで、話し合うことは山ほどあります。MIとはこれからの社会に絶対に必要なものであり、その推進のために働けるのはとても価値のあることだと改めて感じています。
これからは、目に見えるところに絆創膏を貼っていくようなピンポイントのご支援だけでなく、もっと根本からお客様と価値を共創していくような取り組みを増やしていけたらと思っています。もっと多くの人にMIを身近に感じていただけるよう、不確実な部分も含めて楽しみながらベストを尽くしていきたいです。