Work現在の仕事内容
MI-6初の文系出身セールスとして、新たな領域にチャレンジ。
MI-6への転職を決めたのは、30歳を超えてからでした。前職では化学系素材メーカーで営業を担当していましたが、化学系素材という世界では、すでに強固な販路が確立されているケースが多く、画期的な製品が誕生すれば、長期にわたるビジネスの見込みが立ちやすい傾向があります。ただ、そうやって既存のお取引様と多く向き合ううちに、この先、営業マンとしての新規開拓力や提案力を伸ばすにはどうすればいいかという悩みも生じました。そして次第に「無形のものをゼロから販路開拓しながら売っていく環境に身を置いてみたい」と考えるようになったのです。
そこで転職サービスに登録して、お誘いもいくつかいただいた中で、異色だったのがMI-6からのオファー。採用情報には「理系卒のみ採用」と書かれていたため、文系出身の私は「何かの間違いだろう」と思って数ヶ月放置してしまったのですが、MIというワードに興味を持ち、調べていくうちにどんどん惹かれていきました。お客様の課題解決につながる無形のものを売っていきたいという自分の思いとも重なるものを感じて、改めてアプローチしたことが、今につながっています。
印象深かったのは、2次面接で行った商談のロールプレイです。miHub®のプレゼンを自分で組み立て実践したのですが、そのプレゼンに対する評価が非常に論理的で、ダメ出しも単なる否定ではなく、人に対するリスペクトが感じられたのが魅力的でした。
Experience印象的な取り組み
ロジカルに考え言語化する訓練を積んで、チームとともに成長。
入社してすぐは、なかなか結果が出せずに焦り悩んだ時期もありました。私が入社した2022年頃は、MIという用語こそ業界で広まりつつありましたが、「いずれ大事になるとは思うけど……」という反応で止まってしまうことが多く、なかなか次のステップに進まない状況が多かったのです。さらに、前職では多くが既存顧客を対象としたセールスだったのに対し、MI-6はゼロからの販路開拓。それは自分で望んだことではあったのですが、やってみると大変で、上司や周囲のメンバーに助けられながら乗り越えてきました。最近はようやくMIに対する世の中の認知も広がり、弊社のHands-on MI®や、miHub®のアップデートも進んで、セールスに追い風が吹いているのを感じます。
MIという新しい分野においては、お客様側で得られる情報がまだ少なく、こちらから仮説を提示して一緒に議論していく力が求められます。フルリモートで営業を行っていることもあって、画面上のやり取りでお客様に信頼いただく必要があるため、ものごとをロジカルに構造化して考え、言語化するという能力は以前より鍛えられた気がします。また日頃の仕事で得た学び・気づきを周囲にシェアして、チームのプラスにしていこうという姿勢も、以前にはなかったものです。さらに、最近はリーダーとしてメンバーを引っ張る場面も増え、新たな世界が広がりつつあるのを感じています。
VisionMI-6の魅力と展望
わが子にも誇れる、社会貢献性の高い仕事に関われる喜び
MI-6で好きなところは、人に対するリスペクトが確立されていて、心理的安全性が高く、お互いの意見を忌憚なく言い合える健全な関係性があるところです。またフルリモート・フルフレックスというワークスタイルも、家庭との両立がしやすく気に入っています。
この先の自分自身の目標としては、10人20人規模のチームを率いる立場をめざしてみたいです。メンバーにモチベーションを与えて、成長を見守ることに面白みを見出すなんて、少し前には想像もしていなかったことですが、こんな自分に気づけたのも会社のおかげです。
素材産業は、日本の製造業の中で第2位の規模を誇るもので、MI-6で働くことは、その成長や革新を支えることに直結しています。とくに国内で先行してノウハウを蓄積してきたMI-6には、他社にはない視野の広さがあると思います。特定のクライアント企業の開発支援や効率化というレイヤーにとどまらず、もっと広く産業全体を見て、次世代型の研究開発のあり方を考えているところが弊社の強みです。
社会貢献性を感じながら働き、子どもにも胸を張っていられる。そんな自信を胸に、これからもMI推進にベストを尽くしていきたいと思います。