Work

現在の仕事内容

異なる専門性を持つチームが連携しながら、miHub®の価値向上へ。
  • 伊藤

    今の私の役割は2つあって、まずひとつ目はプロダクト開発の「組織と業務」をマネジメントすることです。弊社のプロダクト開発には、中澤さんたちWebエンジニアチームや、トビアスさんたち機械学習エンジニアチーム、それから機械学習リサーチチームなどの技術者集団が関わっていますので、それぞれの開発業務が円滑に進むようマネジメントしています。ふたつ目は、プロダクトに実装する機能の企画を行っています。

  • 中澤

    伊藤さんはもともと外部の業務委託メンバーとして関わっておられて、途中から社員になられたんですよね。私たちWebエンジニアチームは、プロダクトマネージャーと議論しながら必要な仕様を固め、それをバックエンドからフロントエンドまで実装していくのが仕事です。

  • 伊藤

    中澤さんが今おっしゃったプロダクトマネージャーも、私の役割です。miHub®が、どんなお客様の、どんな課題を解決すべきなのか、そのためにどんな機能を実装すべきなのかを考える要件定義に携わっています。

  • トビアス

    私は機械学習チームのプレイングマネージャーとして、miHub®が提供する機械学習関連機能の向上に取り組んでいます。この機械学習によって、お客様が取得した実験データから、できるだけ早く効率的に最適解にたどり着けるよう支援することができます。ちなみに私はサイトリライアビリティエンジニア(SRE)も兼務しています。

  • 中澤

    私も含め、MI-6のWebエンジニアは入社までMIに接点がなかったメンバーが多いですが、miHub®が進化するほどに、私たちもMIのことやお客様の業務をより深く理解する必要が増しています。今は業務の合間を縫って勉強会を開いたりして、チームメンバーのMI理解度を高めようとしているところです。

  • トビアス

    中澤さんはエンジニアとして優秀なだけでなく、そうやってチームのチャレンジをリードしてくれているところが頼もしいです。機械学習プラットフォームの運用では、プロダクトマネジメントチームをはじめ、Webチーム、機械学習リサーチチーム、SREチームとの連携が欠かせませんから、普段からSlackで密にコミュニケーションをし、必要な時はオンラインで議論しています。

Why MI-6

MI-6で働く魅力、事業の面白さ

建設的な話ができるメンバーと、MI活用の過渡期に関われる面白さ。
  • 中澤

    私が転職活動にあたって意識していたのは、大学で学んだ数理モデルの知識を生かしながら、社会課題解決につながるような専門性のある分野で仕事をしたいということでした。その中でMIという概念に出会い、材料開発という極めて専門的で非構造的な領域を、ソフトウェア開発を通じて構造化していくことは非常にやりがいがあると感じています。

  • トビアス

    私もMIは未知の領域でした。でも採用面接で開発メンバーと会い「このチームとならいい仕事ができそうだ」と思えたので、ドメインの知識はこれからキャッチアップすればいい、と考えたんです。

  • 伊藤

    私も、ここに集まっている人に惹かれたことが入社理由として大きいです。MI推進を通じて研究開発に貢献したいと考えているメンバーが多いですし、役員も、会社の成長だけでなく、社員ひとりひとりの成長をどう支援すればいいかを考えてくれていて、非常に利他的なマインドのある環境だと思います。

  • 中澤

    課題解決に向かって建設的な話ができる関係性があるから、進むべき道筋がクリアになるのも早いですよね。バックボーンも多様なのが面白くて、たとえばトビアスさんは、大学院では経済学専攻だったと知った時は驚きました。

  • 伊藤

    MIという技術が社会に実装されていく過渡期に関われることも、すごく貴重ですね。実際にmiHub®をご活用いただいている事例も増えていて、非常に手応えを感じています。

  • トビアス

    特にmiHub®の活用により、数多くの材料・製品開発に実際に貢献できていることが明らかになっています。それは、プロダクトマネジメントチームが、お客様に必要な機能やユーザー体験を真摯に掘り下げて設計してくれたおかげでもありますが、同時に私たち機械学習チームも、スクラムプロセスを定着させながら、開発と運用を高速で推進してきました。その成果があらわれていると思います。

Experience

印象的な取り組み

チャレンジングだったアップデートが開発チームの視野を広げてくれた。
  • 伊藤

    印象的だった取り組みを挙げるとしたら、やはりmiHub®の大幅アップデートです。研究現場の誰もが課題として感じていながら、システム化が困難だった部分に真っ向から取り組むチャレンジでしたよね。Webチームの作業負担がかなり大きく、今回はトビアスさんたち機械学習チームがヘルプに入ってくれました。

  • トビアス

    私たちは技術的にはWebエンジニアの本職にはかなわないかもしれませんが、伊藤さんと相談しながら、開発の生産性を上げられるようにと動いてきました。伊藤さんはエンジニアに近いプロダクトマネジャーで、チームの連携アップに向けた意思決定が的確なんです。

  • 中澤

    あれは本当に助かりました。今回のアップデートでは、プロダクト改善とWebチームの体制見直しを同時に進める必要があり、二重に大変だったんです。でもそのおかげで、チームの枠を超えて多くの人と話し合う機会が生まれ、結果的に開発プロセス自体も進化させることができました。

  • トビアス

    このアップデートを経験することで、Webと機械学習の連携が進み、miHub®がプロダクトとして成熟したのはもちろんですが、チーム間の連携が深まって、同じ目標を共有しやすくなったのは大きいですね。

  • 中澤

    私たちWebチームはまだ若く体制も未成熟でしたが、伊藤さんは足りないものを的確に分析して、目先の業務のことだけではなく人事を含めた長期的なビジョンを示してくれました。その示唆は非常に大きかったと思います。

  • 伊藤

    今はMIの過渡期であると同時に、会社としても変革期だと思っています。研究開発という世界に新しい文化を作っていくことにやりがいを感じます。組織としても変革が必要で、敷かれたレールの上を歩くのではなく、レールを自分たちで敷いていくんだという気持ちを持つこと、そしてそれを楽しむことが大切ですね。

Vision

今後の目標

miHub®が、世界の研究開発を支える基盤になる日まで。
  • 伊藤

    MI-6の強みは、質の高い人材が強固なチームを形成していること。研究者出身のメンバーが多く、課題把握の精度が高いことに加えて、開発チームの技術力も高く、PDCAサイクルを早く回すことができます。

  • 中澤

    私がWebチーム内で始めたMIの勉強会も、みんな「すごく面白い」と言ってくれました。Webエンジニアであっても、専門外の分野に好奇心を持つメンバーが多い点が、MI-6のいいところだと思います。

  • トビアス

    何の専門職であろうと、これからは自分の技術だけに固執することなく、長期的なプロダクト思考を持つことが重要になりますね。

  • 中澤

    MIがもっと研究現場で自然に使われる存在になるためには、現場で違和感のないUI/UXやデータ構造、使い勝手を実現しつつ、ソフトウェアとしての堅牢な保守性も両立していかなくてはなりません。チームの枠を超えて共通認識を持ちながら、より戦略的にmiHub®に磨きをかけていきたいです。

  • トビアス

    私としても、今後、機械学習による価値提供をより強靭で持続性のあるものにしていくことが目標です。サービスの機能が増えたり、関わるメンバーが増えても、スピードを落とさずに価値検証を進めていきたいです。

  • 伊藤

    MI活用が当たり前になる未来をつくるという目標に、MI-6の仲間と挑むことに大きなやりがいを感じています。今はMIという技術を社会実装できるかどうかの過渡期だと思います。そのため課題は多くありますが、この機会にしか得られない貴重な体験をさせていただいています。これからも新しい文化をつくることを楽しみながら、ここでしか得られない体験を積んでいきたいです。

※所属・インタビュー内容は取材当時(2025年5月)の情報です。

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